外洋遠征、シミランジギング part1 from Thailand

M2

2014年02月04日 01:45

手抜き投稿第3段。
ではなく詳しく書こうと思います、むしろ是非書きたい。

1月末日、釣り友達の方に連れられ通称シミランジギングに行って来ました。


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『シミランジギング』
とはなんぞや。
・普段主に僕が釣りしているのは、バンコクから南のタイ湾内。
 それに対してクラビやプーケット島がある外洋側がアンダマン海。
 このアンダマン海に浮かぶシミラン諸島付近でのジギングの事。
・アンダマン海が穏やかな乾季のこの時期、12-4月頃しか出れない。
・水深は80-120m程、ジグは200-300gがメイン。
 潮流が早いと300-400gも必要になったりするらしい。
・メインターゲットはヒレナガカンパチ。引きが強くスタミナもあり、みんなこれが釣りたくて行くみたい。
 他にはGT、イソマグロ、アカチビキ、カツオや小型のマグロ、ハタ等、色んな魚が釣れる。

僕はまともにジギングやった事がない。
今までしゃくってきたのはエギとワインド位。重くてもMAX60g程度。
なので200-300gのジグを丸一日しゃくる事への体力的不安。
また一から道具を揃える事に抵抗があり、興味はあれど中々踏み出せなかった。

しかし釣り友達のカンパチ大王様からロッドとリールを破格で譲って頂き、
KさんやKさんにもメタルジグも何個か譲って頂き、
Hさんには釣り方やアシストフックの作り方等教えて頂き。

たくさんの釣り友達さん達からご協力頂き、
ついにシミランジギングに参加する事が出来た!

『日程』は今回はこんな感じ。

金曜夜プーケトにフライト、その後車で一時間程の港へ。
船は夜中走り続けポイント付近に停泊。僕達は船で爆睡。
土曜は一日釣りからの船中泊。
日曜は昼までの約半日釣り。
その後半日かけて港へ戻り、行きとは逆の順でバンコクへ。

まさに遠征、これだけ見るとかなりハード!!

船中2泊3日てw



しかしシミランだから釣れる魚がいる、シミランだから獲れる魚がある。
釣り友達さん達が語る言葉からそれが伝わった。


土曜日朝一発目。

スマガツオ。
僕的には結構引いた。
こいつは釣ったというより釣れた。
ジグ回収中に食いついてくる事があるらしい。
とりあえず速攻ボウズを逃れて肩の荷が下りるw


朝二発目、ワンピッチ中に何か食った!
重てぇ!リールが負けない、ギンバルがうまく使えないw
初ジギングでいきなりの大物で動きがギクシャクしていたようだ、
隣で釣っていたHさんが見えた、笑っていた。

しかしまぁそんなに大した事はなくGet!!

イトヒキアジ、80cm(4.8kg)
やったぜ、よーわからんけど釣れたw
よー見たら唇一枚やん危なかった・・・


その後も連発はないがポロポロとなんか釣れる。

J2さんアカチビキ、僕ナガサキフエダイ。



スマガツオかと思ったら水面まで来てマグロだと気付く。
隣で釣っていたJ2さん興奮!なぜならおいしいからだw
晩御飯の刺身ゲーット。



しかし200-300gをしゃくるのはキツイ。
3落とし位するともうかなり疲れる。

その後もがんばってシャクっていると、竿がぶち曲がった。
今度の魚は今までの比じゃない。

最初の走りでトラインがギャンギャン出された。
ライン出されるは巻けないはで堪えるしかなかった。
いくら堪えてもライン出されるのでドラグを締めた。
ラインの出が大分ましになったと思ったら、次は竿がのされたw
竿を立てられない。
ラインも出されるのは出される。

ふっと軽くなった。

ジグの結束部からブレイクした。


その間に隣で釣っていたHさんも同じような魚をかけ耐えていた。
しかしさすがはHさん、幾度の突込みもいなし魚をキャッチした。




ヒレナガカンパチ、106cm(9.5kg)
本命Get!!Hさんが!w

尺的には10kgあってもいいらしいが、少しスリムだったようだ。
しかし十分立派な一本!!

後でHさんが教えてくれた。
『M2君のにかかったのも確実にカンパチだよ。
たぶん同じ位あったんじゃない』

おーい、やっぱりかぁ。

取りたかったがラインシステム含め色々セッティングが悪かったのであれじゃあとれない。
まー経験値もないし腕的にもあれはとれないわw

Hさんが釣ったカンパチを目の当たりにしたからだろうか。
残念だったがどこか清々しさが残る敗北感だった。

短時間だったがファイトできた事、Hさんのやり取りをそばで見てた事。
なんだか次はとれそうな気分になったw


その後しばらく船上は静かになったが、
夕方ほぼ同時に5人の竿がぶち曲がった。

運よく僕の竿もぶち曲がった!

かなりの引きでカンパチキター!と思ったが、そんなにラインは出ない。
しかし中々止らない、リール巻けない。
ただただ堪えるのみ。

Hさんが写真を撮ってくれていた。

『腰が引けている』
とはこういう事を言うんだろう。



大分魚もばてファイトに余裕が出てきた。

上がってきたのは今回絶対に釣りたかったあいつだった。

ジーティ~!! 80cm(6.5kg)
GTとしてはまだまだ小さいけど、めちゃめちゃ嬉しい一本だった。
やっと僕もメッキサイズを卒業する事ができた。



群れにあたったんだろう、4本はGTだった。
Tさんの1本はアカチビキだったけど・・・

夕暮れまでしゃくって一日目終了。



なわけない。


夜は長い、シミランでは夜も釣りができる。

どんな釣りかって?

次回part2へ続く。

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